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1月, 2025の投稿を表示しています

和田精密の歩みと現在位置

和田精密の歩み 1978年埼玉県行田市で創業した和田精密も46年が経ちました 高度成長期が会社を成長させ和田精密も2代目2期8年間、3代目2期8年間を経て、現在4代目と繋いで参りました 初代から2代目までの時代は高度成長期もあり、扱い単価も利益が出るもので、さらに絶対仕事量が相当あり、24時間働けますかなんてCMやってた時代、私は労基法なんて知らず月~土毎日13時間以上、時には15時間働いてきました 長時間労働は正しいと思わないので代表就任後に毎年年間休日を増やし続け、2023年度からは年間休日150日+有給休暇(取得80%以上)にし1日の労働時間も7時間10分にしています 高度成長期のような良い時は長く続きません、1980年代後半の円高の影響を受け、1990年代から日本企業の海外進出が活発化しました そのころから海外、特に中国や東南アジアで安く製品が作れるこということから日本製にもコストダウンの圧力が相当にあり、利益が激減し始めました 日本企業の海外進出企業数 e-Stat  アリババ.コム 中国     7,281 アメリカ   2,971 タイ     2,370 ベトナム   1,230 インドネシア 1,139 シンガポール 1,102 韓国      767 インド     604 ブラックマンデー、同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災などと、世界が深刻な衝撃を受けたショック事変がありましたが、2020年のコロナショックはその性質から根が深く、これまでの世界の常識が覆りました 三井住友信託銀行  できごと年表 増税に保険料という名の税金も毎年のように上げられ、電気や燃料といった資源価格も高騰、円安もあり、さらに人件費の上昇で、BtoC価格という物価は上がりましたがBtoB企業間取引価格は据え置きのため益々利益が減り、コロナ禍のゼロゼロ融資で耐え忍んでこれた企業も返済が始まると倒産する企業は増えました 倒産する前に廃業という手段もありますが、これは最後の手段でしかなく、社員とその家族を守るために、できる新しいことを推し進めなければいけません しかし、それは今までと同じ「こと」、「やり方」ではダメで、新しい事をするための推進力をどう高めるか、ということになります これまでの経験と勘による技術はDXにて可視化しつつありますが、やはり昭和の叩き上げ技術は...

女性管理職と日本社会

女性管理職登用について賛成?反対?の問いに500人(女性265人、男性235人)が回答し公表されていました 私は 本人がやる気があって意欲的 でしたら大賛成派なのですが、興味深いコメあったので紹介します 管理職登用に反対が少ないのは誰もが同じ考えだからだと思います しかし理由はさまざまで、「多様な視点が経営に反映される」は同じ考えですが、 「性別よりも能力次第」な理由も納得してしまいます それは能力よりも性別ありきの登用に疑問を持つのは当たり前ですから さらにやりたくない人に無理やりやらせて良い結果が出るのか?という問題もあるのかなと思います 国は企業に対して女性管理職比率の公表義務を定めました 01.pdf (fsa.go.jp)  金融庁2023年5月 企業も強制でなく、自然と管理職を目指せるような環境を作れたらいいと思います 実際2023年には女性社長が61万人を超えました。2013年から2023年までの13年間で約3倍に増えたのです。ネット社会になり今までのやり方でなくとも起業できる土台ができあがったのも背景にあるのかなと思います つまり国があーだこーだ言わなくてもやりたい人はやるのです 政治も同じで、「女性議員を増やさなければ」と安易なロジックで、本音は就任したくない女性に議員を無理やりやらせる施策や運動して良い結果が出ると思っているのでしょうか 自ら強い意志がある方が立候補し民意を得られれば国民男女比はだいたい半々なので、半分の共感は得られ当選するはずですし しかし立候補者は選挙中だけ良い事を言い、当選すると「あの選挙運動中の発言は何だったのだろう」も事実で、結果、誰がやっても同じとなり、これにより「政治に興味ない」有権者が過半数超えしてる原因の1つなのかなと思います 国民のためにと言うのであれば例えば、平日の8~17時は普通仕事中なので、役場役所という公共性が高い仕事は平日どこかで2日休業し土日祝は営業日にすればいい いろんな施策や政策してきましたが、少子化も経済成長も成果は出ず、つまり失敗だったわけで、それは失われた30年間が証明しちゃっています 大手企業でしたら最低担当解任処分下されるはずですよね 政治で言うならば食料自給率が先進国9ヵ国中最下位の農業ももっと深堀りし、対策実施しておかないと10年後の食料事情は本当に大変になってしまうと思います こ...

オリジナル製品開発-時計看板

 46年間ずっと請負業してきましたが、最近のコロナ禍による行動制限や資源の高騰などの影響で経営は厳しさを脱却できていません しかし場所と設備に技術と経験があります 各業界の大手上場企業から受注し多種多様な板金加工してきた経験を活かしオリジナル製品開発を始めました まずは時計と看板 何故ゆえに時計? 「時間=人生」で時間だけは戻せないものだからと思っているからです 人間の時間は宇宙の時間に比べたら一瞬で終わります 宇宙と比べるのは良くないですけどね しかし人間の時間は一瞬が大事でありかけがえのない物だと思うので時間を指す時計を作ってみようと思いました 仕事や約束事など正確な時間が知りたければ電波時計にすればいいし(現代はスマホですね)、けど晩年の人生という時間を作りたければ決してその時の正確な時間は必要ではなく、変えられる可能性がある今と1秒後をどう行動するのかが大事なのだと思うのです 「時間」とは地球が1日に1回転すること、月の満ち欠け、12進法、などいろいろ諸説ありますが、1656年ころ時計が出て機械式の正確な時計が普及すると「時間は常に一定の速さで流れる」という概念が定着し常識として一般に定着させたのがニュートンです 一定の速さで流れるのが時間=人生ならば時間=寿命ともなるわけで、 すると今何時何分なのか知りたいよりも、これからの人生をどうしようかな?何をしようかな?を考える方にした方がベターなわけで、いつか人生を振り返る時がくるまでは数字が刻まれた時計じゃない時計があっても良いのかなと思いました 健康寿命という意味で人生70年とすると、1/3を睡眠とするなら21年は寝てるわけで、活動してる起きている時間=つまり人生の時間は49年しかないのです 50歳過ぎの自分は、残りの人生が20年ではなく6年寝るわけで、起きてる人生は残り14年になるのです それでも数字が刻まれた時計も作りますけど まずは「山」 群馬県は上毛三山といって「赤城山」「榛名山」「妙義山」という有名な3山があります 会社からは遠い(軽く100分以上かかります)けど アニメの聖地にもなりましたね 続いて「桜」 日本と言えば桜でしょ 誰もが好きな花だと思います 針で雄蕊と雌蕊を表現してまして、ずっとは無理だろうけど眺め続けていると癒されるような感じにしました 続いて「車」 これは19歳のころ留学...

2024年回顧録

2025年になりました ミクロで見れば毎年激動の年になるのですが、企業はマクロで見なければなりません つまり3年、5年という期間で過去も未来も見るということです 都内と違いソーシャルディスタンスが自然に確保できてる(660㎡にちりじりに6人程度しかいない)田舎の工場まで一律行動制限されてたコロナ禍も明け、働きたい人と働かなければ生活できない人にまで一律で残業規制し、補うために国は副業させ結果長時間労働させ、大手企業業績だけで回復基調を維持してると3月にはマイナス金利を終了、円安でバーゲンセールなのか外国人が買い漁り不動産価格は上昇、さらに公示土地価格上昇や春闘賃上げ率はバブル時代に並ぶ伸びを記録、インフレ経済になりました 物価は上がるも増税や社会保障料の値上げで手取りは増えず、増税がばれると困るので企業には最賃を上げさせているということです そもそも社会保険料も100%個人負担だと暴動起きてしまうので会社と折半にし、毎月多額の保険料を取ってることを隠してきたわけですけど 保険料は強制なので名前を変えた税金です こんなことしなくても業績良ければ給与は勝手に上がるのですけど、世界はインフレも、企業はデフレが長く続きコロナ禍で借りたゼロゼロ融資の返済始まり、しかし価格転嫁できない企業の業績悪化が増えたということです 儲かっているのは円安恩恵あり消費税が還付されてしまう輸出企業ばかりで庶民の生活は苦しくなるばかりな1年でした https://www.zenshoren.or.jp/2023/11/27/post-29301 https://www.primecg.co.jp/20240116125010 頑張って働くという意欲が薄れちゃいますよね 現代では手取り20万円の社員を雇うのに会社は25万円以上必要で、 手取り25万円の社員を雇うのに会社は30万円以上必要です 毎月50万円稼ぐ社員は給与も50万円貰えばいいし、しかし組織ではそうはいきませんよね、 コンビニ行ってスタッフ見れば、ファミレス行ってスタッフ見れば「個人差」があるでしょ、 これが現実です 30数年前の私たちが新卒だった時代は現代ほど税金は取られていませんでした 当時の政治家はきっと優秀だったのでしょうね、消費税なくとも国は発展させましたし もはや半分税金で取られる時代ですが、選挙あっても増税を容認する自民党...